今回は、最近購入したモニターヘッドホンに関する記事を書きます。
購入したヘッドホン
以下のヘッドホンを購入しました!
こちらは、コード着脱式、折り畳み可。2019年時点で、全世界累計出荷台数が100万台を突破している、定番スタジオ「モニターヘッドホン」です。(2020/11/20時点)
密閉型、ドライバーユニット:45mm、再生周波数帯域:15~28,000Hz
(amazon.co.jp)
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M50x ブラック スタジオレコーディング / ミキシング / DJ /トラックメイキング
モニターヘッドホンとは
モニターヘッドホンとは、ミュージシャン、録音エンジニアといったプロが仕事道具として使う検聴用のヘッドホンのこと。主に録音スタジオやステージ、放送局などの現場で導入されているほか、DTMやDJ、楽器演奏などでも採用されています。
出展:モニターヘッドホンのおすすめ20選。リアルサウンドを体感できる人気モデル
モニターヘッドホンは、観賞用のヘッドホンとは異なり、主にスタジオなどで音の品質をチェックするために利用されるヘッドホンです。
ヘッドホンやスピーカーの周波数特性は、主に3つに分けられ、「ドンシャリ型」、「かまぼこ型」、「フラット型」があります。そのうち、「フラット」は、元の音を再現する忠実な音となります。モニターヘッドホンは、この「フラット」型であり、高解像度であることが特徴です。ただ、どの周波数特性が好みかは人それぞれのようです。3つのタイプを図にするとこんな感じです。

ドンシャリ
高音と低音が強調された音。「低音がドンドン、高音がシャリシャリ」を意味する。ロック向き。
かまぼこ
「ドンシャリ」とは逆に、低音と高音が弱めで中音域を際立せた傾向の音。ボーカルがよく聞こえる。
フラット
周波数特性が均一に近いものを指す。ヘッドホンに原音忠実性または原音再生を求めた場合、音源に忠実な「フラット」特性が理想と考えられる。
参考:ヘッドホンナビ: ヘッドホンを識る 8 音の傾向, オーディオテクニカ, 2020年12月6日閲覧.
その他にも、「低域強調型」もあるようで、こちらは、低音域が高音域よりも強調された音で、低域から高域にかけてなだらかに音量が下がっていきます。こちらはクラシック向き。
購入候補だったヘッドホン
以下のモニターヘッドホンも購入候補でした。いずれのヘッドホンを購入しても、満足度は高いと思います。
SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
こちらは1989年に登場して以来、さまざまなスタジオで採用され続けている定番のモニターヘッドホンです。モニターヘッドホンの代表格と言われるほどメジャーであり、信頼性が高い製品です。通称「赤帯」。
こちらとも悩んだのですが、ケーブルが本体と一体型である点、プラグがステレオ標準プラグであるため、3.5mmステレオプラグで利用するためには変換コネクタが必要であった点で、今回の候補から除外しました。
密閉型、ドライバーユニット:40mm、再生周波数帯域:5~30,000Hz
(amazon.co.jp)
SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST
SONY ステレオヘッドホン MDR-7506
こちらもロングセラーの製品であり、非常に評価されているヘッドホンです。通称「青帯」。一部では、「100ドル以下のコストを考えると、地球上で最高の価値をもつヘッドフォンの一つ。」と評価する方も。CD900STとは異なり、こちらは3.5mmステレオプラグです。また折り畳みも可能です。海外では、CD900STよりもこちらの方がモニターヘッドホンとして、メジャーのようです。
Considering they cost less than a hundred dollars it makes these one of the best headphone values on the planet.
出典:Sony MDR-7506 Review – Still One of the Best Headphones Around?
密閉型、ドライバーユニット:40mm、再生周波数帯域:10~20,000Hz
(amazon.co.jp)
SONY ステレオヘッドホン MDR-7506
ソニー・ミュージックソリューションズ ハイレゾ対応スタジオ用モニターヘッドホンSONY MDR-M1ST
こちらは、「MDR-CD900ST」の後継機で、2019年に発売されました。ハイレゾ音源にも対応しています。ただし、CD900STよりも価格が2倍以上します(2020/12/06時点)。今後のモニターヘッドホンのスタンダードになるのでしょうか。
密閉型、ドライバーユニット:40mm、再生周波数帯域:5~80,000Hz
(amazon.co.jp)
ソニー・ミュージックソリューションズ ハイレゾ対応スタジオ用モニターヘッドホンSONY MDR-M1ST
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M60x スタジオレコーディング/ミキシング/DJ/トラックメイキング
今回購入したヘッドホンの上位機になります。質感はこちらの方が高級感があると思います。こちらの製品も良さそうでした。
密閉型、ドライバーユニット:45mm、再生周波数帯域:15~28,000Hz
(amazon.co.jp)
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M60x スタジオレコーディング/ミキシング/DJ/トラックメイキング
ヘッドホンを購入してみて

今回購入した、audio-technica ATH-M50x は、見た目の好みと、コスパを考慮して選定しました。実際に音楽を聞いてみて、購入して良かったと思っています。長く愛用していきたいです。
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M50x ブラック スタジオレコーディング / ミキシング / DJ /トラックメイキング
今回は、たまが購入したヘッドホンに関する紹介記事でした。
みなさんも楽しい音楽ライフを!